2015年07月08日

「日本企業は世界と勝負できるIT活用を」日経新聞社説を読んで

7月6日の日経新聞に「日本企業は世界と勝負できるIT活用を」との社説を読みブログに書きました。

まずは社説内容のポイントを纏めると・・・

「経済産業省は東京証券取引所と共同でITを戦略的に使う上場企業18社を(攻めのIT経営銘柄)に選びインターネットを事業モデルの革新に生かす企業を投資家に紹介し、競争力向上につながるIT活用を日本企業に促す狙い。グローバル競争で埋没しないために業種を問わない。世界を見渡せばITを武器に産業構造を揺さぶる勢力が台頭している。企業価値が10億ドル超えるITベンチャーが続々誕生している。なのに日本企業の影が薄い。日本企業はITを業務効率化コスト削減とのみ捉えるIT活用の考えが古い。日本はITを駆使した新種のサービスや発想する人材が育ってなく、日本は人材を育てる必要がある。自前主義ではなくいい技術やアイデアを外部から取り込む姿勢も必要。国内ベンチャー資金調達1000億円の大半はIT関連投資。そこで事業モデル刷新に向け手を組めるベンチャーを探り労働人口不足やサイバー攻撃に対応できる日本のITを使いこなす企業の底上げを急ぐ必要がある。」との内容です。


この社説から、日本の成長には業種を問わずあらゆる産業でITが欠かせなくなる、その為に戦略的に世界と戦えるIT企業を育てる必要性を感じ、そこに投資家の資金を集めIT企業を育てるといった政府の思いが背景にあるようです。そして最後に社説では日本企業のIT底上げが必要であると締めくくっています。

グローバル化された現在、業種に関係なく競争に勝つ為には全てのサービスでIT化が必要になります。
その事には日経新聞の社説には共鳴するのですがITイノベーションを自負している私にとっては「日本には新種サービスを発想する人材が育ってない」との内容には違和感を覚えます。

私は日本人のポテンシャルは高く想像力のある素晴らしいIT人材が多く存在していると考えています。しかし、その素晴らしいアイデアや技術を評価し育てる環境に問題があると思っています。
ITにおけるアイデアや技術を目利きできるベンチャーキャピタルや投資家の人材の少なさが世界に通じるIT企業が育ってない原因だと考えているからです。

日本国内におけるベンチャー資金調達1000億円投資の多くは、「東京本社や大企業出身者が創業した!」や「アメリカなど海外で成功している同じ日本版ビジネスモデル!」などで、世界に前例のないアイデアや技術の事業モデルには確信が持てないので不安を感じ積極的な投資をあまり行いません。
このような日本の投資環境では世界を浸透させるような企業が日本から育つはずがありません。

日本から世界的なベンチャー企業を育てるには東京一極集中ではなくアイデアや技術を見極める目利きを持ちそこに資金を集中させ、ベンチャー企業はその資金で更なる競争力のある商品開発を行い世界に勝負する環境があればきっと日本から素晴らしい企業が生まれます。


「日本のベンチャーは宝の山」と3年で200億円を日本ベンチャーに投資するアメリカのフェノクスベンチャーキャピタルをきっかけに、既存の成功事例や特定の地域だけといったことに捉われない投資家の人材が増えて日本の投資環境が変わる事を期待しています。



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